神経変性疾病の調査・研究 一般社団法人Hattori Neuroscience Laboratory

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代表理事挨拶

服部信孝

 

謹啓 時下、貴社におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 昨年10月より、主にパーキンソン病を中心とする神経変性疾患の啓発およびその診断、治療方法の研究、開発を目的に、一般社団法人「Neuroscience Laboratory Japan:NSLJ」を設立致しました。
 2018年度の主な事業活動としましては、関係各位からのご支援の下、医師・医療従事者・企業関係者、約250名を対象にした「第1回パーキンソン病治療シンポジウム~百年人生におけるパーキンソン病治療の展望~」の開催、患者様・ご家族を対象とした「パーキンソン病患者さんの自宅でできる体操」DVDの販売・配布、神経科学大会等の関連学会との共催事業の開催、等を実施して参りました。
 ご存知のとおり、パーキンソン病は特定疾患の中では、社会的な認知度は比較的高く、その薬剤開発や新治療法などの研究が、多くの研究機関と研究者によって進められてきており、過去の歴史を見る限りでもその治療は目覚ましい進歩を遂げてきていると確信しております。一方で未だに根本治療への道のりは遠く、パーキンソン病患者さんのQOLも全てにおいて満足のいくものではないと日々の診療の中で感じております。  
 本法人としましては、パーキンソン病および神経変性疾患と戦う患者さんの未来を少しでも明るいものにするとともに、その長きにわたる治療期間への励ましになることを願い、引き続き本社団法人事業活動を継続、発展させて参る所存でございます。
 つきましては、本法人の事業活動にご賛同頂けましたら幸甚でございます。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

一般社団法人Neuroscience Laboratory Japan
代表理事 服部 信孝

 

代表理事略歴

服部 信孝(はっとり のぶたか)
順天堂大学医学部 神経学講座教授1959年生まれ、医学博士
1985年順天堂大学大学院医学研究科卒、1990~1993年 名古屋大学医学部生化学教室国内留学、順天堂大学医学部神経学講座助手、臨床講師、助教授を経て、2006年7月1日順天堂大学医学部神経学講座教授に就任

経歴 2001年:順天堂大学学術奨励賞受賞
2001年:若手研究者表彰・奨励事業理事長奨励賞受賞
2002年:ベルツ賞1等賞受賞
2003年:日本神経学会賞受賞
2004年:トムソンサイエンティフィック社Research Fronts Award受賞
2012年:文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)
2017年:日本神経学会楢林賞
専門分野 神経内科、分子遺伝学、神経化学
研究内容 若年性パーキンソン病におけるパーキン遺伝子の発見及び役割の解明

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