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【百年人生におけるパーキンソン病治療の展望】

百年人生におけるパーキンソン病治療の展望_コピー
定価 1,000円(税+送料込み)
判型 A4判
ページ数 28ページ
発売 2019年8月31日
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巻頭言

パーキンソン病(Parkinson’s disease:PD)は,1817 年にJames Parkinsonが「Shaking palsy」を報告したことにはじまる。1888年にCharcotがParkinsonを称え,筋固縮を加え,PD と名付け,その後,1919年にFrederic H. Lewy による黒質レビー小体の発見,1960 年に佐野,Ehringer らによる東西で同時発見されたドパミン欠乏,それに基づく治療薬 L-ドパの導入,1983 年に神経毒MPTPの発見,1997年に遺伝性PDのα-synuclein原因遺伝子の発見,翌年われわれのグループからparkin 原因遺伝子の発見と,特に,1990 年以降,PD に関する知見の報告には枚挙に遑いとまがない。さらに,単一遺伝子異常に伴う遺伝性PDは,現時点でPARK1 〜23まで同定されており,最近われわれのグループにより優性遺伝性PD の原因遺伝子CHCHD2 (PARK22)が単離同定された。これまで遺伝性PD の原因遺伝子産物の機能解析から,ドパミン神経細胞死にミトコンドリア,リソソーム,輸送システム,神経炎症そして酸化ストレスの関与などが推定されている。ドパミン補充療法のみの対症療法だけでは十分な予後改善とは言えず,進行阻止可能な疾患修飾療法の開発が喫緊の課題と言えよう。近年,人工知能によるクラスター分析の結果が発表された。その論文によるとde novo症例で2.7年経過フォローすると少なくとも運動優位型,中間型,広汎悪性型の3 群に分類されると結論づけている。先に触れた遺伝性PD の原因遺伝子が少なくとも23型あることと併せると疾患名は1つであるが,その中身は多様性に富んでいると言わざるを得ない。「百年人生」が現実的になっている昨今を考えると,長期にわたって患者をフォローする必要があり,多様性のなかでprecision medicine の実現が重要と考える。本誌『百年人生におけるパーキンソン病治療の展望』は,一般社団法人Neuroscience Laboratory Japanによる「第1 回パーキンソン病治療シンポジウム」の内容を中心に令和元年に創刊した。また,いしがね海老原財団Neuroscience Award 受賞者に,受賞研究に関して寄稿をお願いした。多岐にわたる薬物治療と非薬物治療の方向性と未来治療について,読者に有効な情報となることを願ってやまない。

一般社団法人Neuroscience Laboratory Japan
代表理事 服部 信孝

目次
■巻頭言 服部 信孝
■特集  
第1回パーキンソン病治療シンポジウム  
 早期パーキンソン病の薬物療法の実践
 ―いかにして副作用を抑えて生活の質を上げるか―
渡辺 宏久ほか
 進行期パーキンソン病における治療
 ―ウェアリングオフ治療からdevice aided therapy の適応まで―
中根 俊成ほか
 早期パーキンソン病の薬物療法の実践
 ―いかにして副作用を抑えて生活の質を上げるか―
渡辺 宏久ほか
 パーキンソン病における脊髄刺激療法 松井 彩乃
 パーキンソン病の発症メカニズムから見た治療戦略 波田野 琢ほか
 パーキンソン病における非運動症状の捉え方 中村 友彦ほか
 パーキンソン病患者のunmet needs への介入―医師の立場から― 栗﨑 玲一
 パーキンソン病患者のunmet needs への介入―看護師の立場から― 小尻 智子ほか
 ロボティクスを用いたパーキンソン病の運動療法
 ―HAL 医療用下肢タイプの臨床と今後―
中島  孝
 パーキンソン病の運動療法の実際1 羽鳥 浩三
 パーキンソン病の運動療法の実際2 佐藤 和命
■受賞研究  
いしがね海老原財団Neuroscience Awards  
 パーキンソン病における睡眠障害の臨床的意義 鈴木 圭輔
 ヒトiPS 細胞由来ドパミン神経前駆細胞を用いた
 パーキンソン病に対する細胞移植治療の開発
土井 大輔
 北海道神経難病リハビリテーション研究会の足どりと未来 中城 雄一ほか

お申し込み方法

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申込開始

9月2日 月曜日

お振込先

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口座名:一般社団法人Neuroscience Laboratory Japan

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